日本酒文化研究所
酒と食の歳時記
平成18年に法人設立50周年(創業125年)を迎えるにあたり、菊水日本酒文化研究所を設立致しました。 太古から酒は、ある時は神聖な儀式に供され、またある時は人々の喜怒哀楽の友となり、その陶酔は人を創造的な境地に誘い、多様な文化の醸成に大きく寄与してきました。時代の進歩とともに醸造技術も発達し、現代においては酒質の甲乙は付け難いものが大勢を占めています。 しかしここで菊水は、今一度飲み手の側に立ち、造り手の論理は廃して、あらためて「良い酒」とは?を考えてみたいと思います。この答えは単に酒質の善し悪しといった物性的な側面のみで論じられるものではありません。ここに面白さや楽しさといった無形のものが付加されてはじめて「良い酒」の資格があると考えます。 良いモノづくりを基盤としながら、面白いコトづくりを追求すること。そして、これら「モノ」と「コト」を融合させ新たな提案を創出し、日本酒を面白くすること。菊水日本酒文化研究所の設立テーマはここにあります。