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菊水酒造は、日本酒の伝統を大切にしながらも、常にお客様の声に耳を傾け、進取の精神で酒造りに取り組んでいます。昭和47年(1972)、昨今の生酒ブームの口火を切って発売した“元祖生酒”「ふなぐち菊水一番しぼり」は、そんな私たちの酒造りの姿勢を象徴するものといえるでしょう。 |
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もろみを搾る「ふね」から流れ出る搾りたての原酒を当社では「ふなぐち」と呼び、酒蔵を見学に来られた方だけに振る舞われる「蔵の酒」として大変な評判を博していました。 火を一切あてない、調合もしない酒本来の姿そのままの「ふなぐち」。おかわりを求められるほどの生原酒の旨さを、どうにかして多くの方々へお届けしたい。日に日に強まったそんな思いが 『ふなぐち菊水一番しぼり』に実を結んだ のです。
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生酒というデリケートな酒ゆえ、商品化にはさまざまな問題がありました。例えば、劣化・腐敗の可能性(生原酒という以上、加熱殺菌はできません)。劣化の原因は火落菌(腐敗菌)で、濾過で取り除けますが、それでは旨みも消えてしまいます。当時20歳代だった現在の名誉顧問会田稔を中心に蔵人が一丸となって研究に当たり、最初から火落菌が入らないようにする技術を確立したのです。 |
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また、原酒は紫外線を嫌う性質があったことから、遮光性に優れているアルミ缶を採用しました。
こうして開発から3年の歳月をかけて、試行錯誤の末に“元祖生酒”『ふなぐち菊水一番しぼり』は発売へと漕ぎ着け、昭和47年にようやく皆様へお届けできるようになったのです。 |
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